【高配当】電源開発(9513)の銘柄分析~企業紹介編~「どのような企業?」に答えます!【ESG】【長期保有】

投資

先日、電源開発の株式を購入しました。

高配当かつ割安だと判断しており、長期的に保有するつもりです。

この電源開発という企業は、世間的にはあまり知られていないと思います。

そこで、電源開発という企業の概要と株価や指標の紹介、購入に至った理由について紹介します。

記事を書いていたら思いのほか長くなったので、まずは前編として電源開発がどのような企業なのか紹介します。

今回の記事は長期的に投資できる高配当銘柄を探している方の参考になると思います。

概要

電源開発は日本最大の卸電気事業会社であり、通称J-POWERと呼ばれています。

電気発電事業として電力会社へ電気を供給しています。

通常の電力会社は、発電して一般家庭や大口需要家に電気を販売する事業者ですが、電源開発は電力会社に電気を販売する事業者となります。

水力発電は日本の全水力発電設備の20%の規模石炭火力発電は国内最大の設備を保有風力発電は国内事業者第2位の規模となっています。

また、青森県の大間原子力発電所は発電に向けて審査を受けている最中です。

国内のみならず、アメリカ・中国など7ヶ国で発電事業を営んでいます。

電源開発の概要
  • 日本最大の卸電気事業会社で、電力会社に電気を供給している
  • 水力発電、石炭火力発電、風力発電は国内最大規模の設備を保有している
  • 海外でも発電事業を営んでいる

事業ポートフォリオ

続いて、事業の内容を少し詳しく紹介します。

事業の中心は国内での発電事業で全体の約75%を占めています。

発電設備の内訳を見てみると、水力発電と石炭火力発電が大部分を占めていることがわかります。

水力発電は日本の全水力発電設備の20%を保有しているので、この分野においては技術的なノウハウが蓄積されていると思われます。

水力発電は再生可能エネルギー資源による発電なので環境に配慮された発電方式です。

再生可能エネルギーという点では風力発電にも力を入れており、その発電規模は国内2位となっています。

今後、国内及び海外で再生可能エネルギーの事業展開が計画されています。

今後、再生可能エネルギーを使用した発電は益々需要が大きくなると想定されるため、大きな発電規模を持ち、技術力や開発力を蓄えていることは企業の成長を期待させるプラス材料です。

一方で、石炭火力発電の割合も同じくらい大きいことは環境への配慮が重視される世の中ではマイナス面と捉えられます。

ただし、石炭火力発電の効率は他社と比較すると非常に高いという点はプラスに働くかもしれません。

いますぐに石炭火力発電に頼らなくてもよいという状況にはならないので、この技術力が新興国などから求められるようになれば、プラス材料に変えることもできそうです。

電源開発の事業ポートフォリオ
  • 発電設備のうち国内発電事業が75%を占める
  • 水力発電や風力発電といった再生可能エネルギーによる発電は国内トップクラスの規模を持つ
    • 今後の成長を期待させるプラス材料と言える
  • 石炭火力発電は他社と比較して高効率である
    • 環境への配慮という点ではマイナス材料に他ならない
    • 世界がまだまだ石炭火力に依存するならプラス材料になり得る

海外事業

電源開発の海外での事業展開について示します。

運転中の設備は中国や東南アジア、アメリカに点在しています。

主なターゲットとしてアジア地域、米国、豪州が挙げられており、今後も規模が拡大する見込みとなっています。

発電出力で26%、利益で40%が海外事業となっており、海外でしっかり結果を出していることは、長期投資を検討するうえで前向きになれる材料です。

やはり、これから企業が持続的に成長するためには、国内に留まることなく、海外で事業を展開・拡大できるかが重要となります。

海外進出において、電源開発は他の電力会社に対してリードしていると言えそうです。

電源開発の海外事業
  • 発電出力で26%、利益で40%が海外事業となっており、海外でしっかり結果を出している
  • 今後の成長材料として期待できる

ESG投資銘柄

電源開発は、2020年8月にESG投資に関する代表的な指数である「FTSE4Good Index Series」及び「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されました。

ESG投資

そもそもESGとはEnvironment「環境」、Social「社会」、Governance「ガバナンス」の頭文字をとったものです。

ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、ESG要素も考慮した投資のことです。

表現の仕方は色々ありますが、私は、「環境に配慮し、社会の成長に寄与し、健全な企業経営をしている企業に投資すべきだ」「ただ単に儲けているだけでは駄目だよ」というような考え方だと捉えています。

ESG投資とは

ESG投資とは
  • 従来の財務情報だけでなく、Environment「環境」、Social「社会」、Governance「ガバナンス」要素も考慮した投資のこと

ESG指数

電源開発が構成銘柄として選定されたESG指数は、ESGについて優れた対応を行っている企業を構成銘柄としています。

「FTSE4Good Index Series」は全世界の企業から、「FTSE Blossom Japan Index」は日本企業から構成されています。

これらの指数を開発したFTSE Russell社の評価は、コーポレートガバナンス、健康と安全性、腐敗防止、気候変動といった分野について行われています。

したがって、これらESG指数の構成銘柄である企業は環境、社会、ガバナンスに関する高い基準を満たしていると考えられていることになります。

電源開発は、日本はおろか世界でもESGの観点で優れていると認められていることになります。

ESG指数
  • ESGについて優れた対応を行っている企業を構成銘柄としている指数のこと
  • ESGの観点で優れていると認められている銘柄が選定されている
  • 電源開発は日本及び世界においてESG指数の構成銘柄となっている

ESG投資銘柄であることのメリット

ESG投資銘柄として選定されれば、株価の上昇が期待できます。

なぜなら、世界の投資がESG投資銘柄に向けられているからです。

ESG銘柄は社会的な貢献度が高い企業と言えるので、公的な資金を投入しやすいと考えられます。

実際に、電源開発が構成銘柄として選定されている「FTSE Blossom Japan Index」は、日本の公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金運用に採用されています。

こうした恩恵を受けられるのであれば、投資家としては長期的に投資できると判断することができます。

ESG投資銘柄であることのメリット
  • 世界の投資がESG投資銘柄に向けられており、株価の上昇が期待できる
  • 投資家から長期的な投資先として検討される

電源開発とESGに関するまとめ

電源開発は、ESG投資に関する代表的な指数の構成銘柄に選定されました。

ESG投資とは、従来の財務情報だけでなく、Environment「環境」、Social「社会」、Governance「ガバナンス」要素も考慮した投資のことです。

電源開発がESG指数の構成銘柄に選定されたということは、ESGの観点で優れていると認められたことを意味します。

ESG投資銘柄には投資資金が向けられているので、今後の株価の上昇や長期的な投資先として検討されるというメリットがあります。

電源開発とESGに関するまとめ
  • 電源開発はESG指数の構成銘柄に選定されている
  • ESG銘柄として株価の上昇や長期投資の対象とされることが期待される

電源開発って「どのような企業?」に答えます!

今回は電源開発という企業について、前編としてどのような企業であるか紹介しました。

よく知られている電力会社とは一線を画していますが、発電を生業としていることに変わりはありません。

国内だけでなく海外でもしっかりと結果を残している企業のようです。

また、ESG投資銘柄として社会的にも好意的に認識されているようです。

以下に今回の記事をまとめます。

電源開発ってどのような企業?に答えます!
  1. 電源開発の概要
    • 水力発電、石炭火力発電、風力発電は国内最大規模の設備を保有している
    • 海外でも発電事業を営んでいる
  2. 電源開発の事業ポートフォリオ
    • 発電設備のうち国内発電事業が75%を占める
    • 水力発電や風力発電といった再生可能エネルギーによる発電は国内トップクラスの規模を持つ
      • 今後の成長を期待させるプラス材料と言える
    • 石炭火力発電は他社と比較して高効率である。
      • 環境への配慮という点ではマイナス材料に他ならない
      • ただし、世界がまだまだ石炭火力に依存するならプラス材料になり得る
  3. 電源開発の海外事業
    • 発電出力で26%、利益で40%が海外事業と実績が十分ある
    • 今後の成長材料として期待できる
  4. 電源開発とESGに関するまとめ
    • 電源開発はESG指数の構成銘柄に選定されている
    • ESG銘柄として株価の上昇や長期投資の対象とされることが期待される

電気は現代社会において欠かせないツールです。

それを支える電気事業者は今後も成長を続けると考えています。

すなわち長期投資の対象として検討すべきであると考えています。

今回の記事が長期的に投資できる高配当銘柄を探している方の参考になれば嬉しいです。

次回は電源開発の業績や株価、指標について紹介します。

株式投資には元本割れのリスクがありますので、くれぐれも投資は自己責任でお願いします。

以上です。

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